オーメン

nao

2006年06月22日 21:05

見てしまいました「オーメン」

いやー怖かった!!ダミアン怖い!!なんていうかシンプル怖い!!

私高校の時に友達と教室のスクリーンで「仄暗い水の底から」を見て以来、「ホラーなんてわざわざ見るものじゃない!もう二度と自分から見るもんか!」と思ってたのに・・・今回は後輩の誘いを断りきれず、CMで見たダミアン君のかわいさにもやられて見に行ってしまいました。海外のホラー映画って、日本のホラーほど精神的に追い詰められる感じはしないから、結構余裕かなと思ってもいたのですが・・・でも、やっぱり怖かった

ストーリーは、
2001年6月6日午前6時に生まれた悪魔の子ダミアンの周りでは次々に異常な死に方で人が死んでいく。異常さに気がついたダミアンの母親は自分の子どもを訝しがるが、妄想癖だと診断され自分を責める。母親のお腹の中の子をダミアンに殺された父親は・・・。
というもの。

黙示録の言葉とか、祈りの言葉、狂信的な修道僧が出てくるところなんかは今はやりの「ダ・ヴィンチ・コード」の雰囲気と似てる気がします。キリスト教の問題を扱うのが流行りなのかな。「オーメン」は76年の映画のリメイクではありますが。あらすじがわりとしっかりしていてミステリー的なところがあって、単に怖いだけのホラーじゃなかったところは私的にはよかったです。たぶん100%ホラーだったら耐えれんかったし・・・100%ホラーを求めてる人からしたらそういう中途半端さは逆につまらないのかもしれないけど

頭では「結構セオリー通りな展開やなー」と思えるのに、めちゃビビッてしまうシーンもたくさんありました。
セオリーっていうのは例えば、
・誰もいないはずの部屋で鏡を覗くと後ろに人が・・・
とか
・雷の鳴る中逃げ込もうとした教会には鍵がかかっていてその後・・・
とか
・絶対安静患者のお見舞いに来た人が病室で患者と二人きりになって・・・
などなど
よくある設定なのに音楽と視覚効果とストーリーが合わさって・・・普通にびびります
次に何が起こるか予測できるんだけど、予測できるからこそ構えてしまって怖いというか。

とにかく怖いシーンの連続!見終わったあとしばらくは筋肉が硬直していました・・・。いや私がビビリなだけなのかもしれません思ったほどグロくはなかったし。

おすすめの映画というわけではないけど、今のところ友達に聞かれたら「怖いから!見て!」くらいは言いそう、かな

次は「ゲド戦記」とか「たいようのうた」とか、とりあえず怖くないのが見たいと思う今日この頃です